トレースすると無駄が省ける

Financial Freedom に、「収支をコントロールするには、まず支払いを一銭も漏らさず記録しろ」とあります。
昨年何回かにわたって、メモ帳に使った金を全部書いてみたのですが、これを家計簿ソフトに入力したり分析したりしなくてもメモに書くだけで無駄が減る実感があります。
この習慣が中断してしまうポイントが、

  • 泥酔していくら使ったか覚えていない(その上、二日酔いでメモを取る気力がない)
  • 自分が金を払ったことを認めたくないようなことに使ってしまい、記録に残したくなくなる

という2種類あります。この2つ目が、メモを取ることによって無駄が省ける理由とつながっていますね。つまり、記録する自分に対して後ろめたい支払いをすることの抑止になっているわけですが、私の場合それをしてしまってもきちんと受け入れて記録を残す習慣を続ける心の強さを持つことが課題です。

これがわかってから、仕事中にTO DOリストに着手時間と完了時間を記入して時間の使い方をトレースするのも試しています。ただ書くだけで分析はなし。
これをやると、結構集中して作業できる気がします。ネットをだらだら見る時間も減りました。自分しか見ないとはいえ、TO DOリストに「ネットをさまよう」とか書くのは勇気が要りますしね。
でもやっぱりここでも心の弱さが顔を見せ、着手したくない作業の前に来ると「今からやるぞ」と時刻を記入することなくウロウロしてしまいます。こちらも、「やりたくないので手が止まっている」という現実を受け入れて手を打っていくことが課題です。