三色ボールペン

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

kdさんがちょっと書いてたので、積んであったのを引っ張り出して読んでみました。
「この情報とは一期一会だ」と思って読む、というくだりであることを思い出した。
大学の後輩が、司法試験を受験する勉強をしていた。普段から予備校のテキストみたいなのを熱心に見ていたので覗き込んでみると、テキストのあらゆる活字がいろんな色の蛍光ペンで塗りつくされていた。当時は「これで役に立つんかな」と思ったけど、今にして思えば、彼にとってそこに無駄な情報はまったくなく、すべてその場で意味づけして吸収してしまうべきものだったのだろう。
その彼は、学生のときにストレートで司法試験に合格しました。仮にも体育会系の部活をこなしながらだったので、やっぱり大変なことなんだろうと思う。
もう一点、「図表化と文章化を行き来する」というあたりも興味深かった。先日読んだKJ法の本にも、材料を図解化する「KJ法A型」と、文章化する「KJ法B型」が紹介されている。そして、図解化した上でそれを文章化する「KJ法AB型」が効率よいまとめ方として推奨されている。