リーダーシップの旅、人生の旅

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップについて、二人でリレー形式に説いていく新書。約300ページと厚みもあるけど、内容的にもさらっと読めるような手軽さより重み、厚みを感じる本です。
この本から受けるメッセージは矛盾に満ちている、ように見える。
リーダーとは、なろうと思ってなるものではなく、気がついたらなっているものである。しかし、リーダーシップへの旅路は誰の前にも続いている。
「すごいリーダー」だけがリーダーではない。しかし、リーダーは旅の中で磨かれ、人間力を身につけ、利他的であらねばならない。
リーダーには信頼が求められる。しかし、信頼がリーダーを縛る。
リーダーシップについて色々な側面を語るものの、リーダーシップって何よ、ってのはよくわからない。
結局、「お前、遅かれ早かれ死ぬんだけどさ、今後どうすんの?」って問いかけになっている。
年末年始、かなりおすすめの一冊です。