決断の本質 - 意思決定のプロセスを計画し、コントロールする
決断の本質 プロセス志向の意思決定マネジメント (ウォートン経営戦略シリーズ)
- 作者: マイケル・A・ロベルト,スカイライトコンサルティング
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2006/07/24
- メディア: 単行本
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といった事例を題材として論じる。
以下気になった点のメモ
- 率直な意見交換を促す
- 認知が硬直すると難しい
- 組織を優柔不断にする文化を打破する
- プロセスが「公正で」「見せ掛けでない」ことがわかるように
- 対立とコンセンサスは矛盾しない
- 大きな意思決定の途中で、小さな合意形成を繰り返す
- 合意したことを後から蒸し返すことは許さない
- 最大の武器は信頼(信頼される人物であること)
- 自制心をもって導くこと
いろいろなフレームワークやテクニック紹介されているけど、一貫して「リーダーが意思決定の中で果たすべき役割」について述べているので、ひとつのリーダー像論としても面白い。
最終的に「信頼」「自制」というところにポイントが当たるのも好感が持てます。そらそうだ、と。